ボーディングスクールの授業って どんなことをやるの?
留学を検討している間、いくら調べても、ボーディングスクールでの授業内容の詳細が見えませんでした。
レポートが中心とは聞いていましたが、具体的に何をどのようにレポートにして、指導や評価はどのように行っているのでしょうか?
ネット検索すると留学体験記は山ほどヒットしますが、キャンパス紹介や、クラブ紹介、寮のお部屋案内など、概要ばかりで、授業内容についてはほとんど触れられていません。
だから、ストンピーママは、実際にどんな授業を受けているのか、どんな宿題を仕上げているのかについても詳しく書いて行こうと思います。
まだ入学して間もないのでビギナーレベルで恐縮ですが、これから留学を考えているご家族の参考になれば嬉しいです(^-^)。
今のところ、サイエンスも歴史も国語も、道徳(的な)授業も、レポート提出が求められる課題が良く出ています。
常に複数のレポートを同時進行しており、スタディホール(自習室)の時間はレポートに使うことが多いです。
そもそも、日本の教育しか受けてこなかった小学生が授業についていけるのでしょうか?入学前は私も心配していました。
でも、1回目のレポートからストンピーJr.はすんなりと飲み込むことができました。
1か月経った頃には「調べ学習がこんなに楽しいって事を知ることができて本当に良かった!」\(^o^)/と大喜びしているのです。
その秘訣は、最初のレポートは自由に書かせて、その内容に合わせて指導方法やテーマを決め、一人一人に寄り添った丁寧な指導をしてくれるからだとわかりました。
2件目、3件目と進んだ頃には、先生は「みんな・誰も・いつも・決して・全部・なし」という表現を避けるよう指導しました。
これらは事実と意見を混同させやすいワードで、レポートは正確な言葉を使う必要があることを教えてくれました。
事実は事実として書き、意見は意見として分けて書く必要があるという事です。
それができるようになると、次に「引用」の指導がありました。
調べて書いた事実のソースはどこなのか正確に記す必要性について学びました。
それがアナログでできるようになると、次に引用文献の一覧を簡単に作成できるソフトの使い方を教えてくれました。
現在はますますデジタル化が進み、同じドキュメントがいくつかの異なるソースで見つかることも多いため、今までのルールに従うだけでなもはや十分ではなくなっているのです。
そこで、文献管理ソフトや引用管理ソフトが活躍します。とてもたくさんの種類があり、ソフトによって得意分野も分かれています。
以前STAP細胞で論文のコピペ問題が騒がれましたが(盗用の魔女(;^ω^))、現在はソフトも魔法レベルで進化し、コピペの魔法は使えなくなったそうですw。
そして、アカデミアではもちろん、どこのボーディングスクールでも引用元にWikipediaはナシ💀が暗黙のルールになっています。
理由としては、Wikipediaは各国で多数の言語版が複数あることも混乱しますし、いつでも誰でも自由に書き換えられるので噂レベルの情報が記載される場合もあります。
引用後に情報が書き換えられている可能性もある性質のものだからです。
先生は言いました。
「君たちが見たものを僕に見せて欲しいんじゃない。君たちが考えたこと、学んだ事を聞かせてほしいんだ」👈 °˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
小学生のうちからこのような指導を受け、レポートをガンガン書かされていれば、そりゃあ論文数世界一の国になりますよね👀